ブログ
6.162020
栗の花
こんにちは、組合員28号です。
コロナで社会情勢がいろいろと変わる中でも栗の栽培という面ではあまり変化はないかなという今日この頃です。
組合員2号さんより写真が届きました。一面の青空と栗畑…こういった環境で飯沼栗を育てているのを知っていただける一枚ですね。枝の先端に白いもさもさもさもさっとしているのが栗の花です。
拡大すると↓のような感じ。
すこしだけ、栗の受粉について。
栗は主に晴天時に風で受粉します。ですので、雨が続くと受粉が悪くなり不作になります。じゃあなんで梅雨時期に咲くのかって話しですが、一説には水分を多く吸収できることで長く咲いていられるためなんだとか。ちなみに穂に見えるのは雄花で、雄花だけの花と根元に雌花があるものがあって…雌花のが咲く枝が決まっているのでその管理が栗の品質や大きさにつながります。とはいえ、花が咲く時期に薬品や昆虫などで受粉のコントロールはできませんので、他の方法で管理をしています。
役目が終わった花は散っていきます。散る…というかそのままポトリと落ちるかんじですね。
お世辞にも良い香りとは言えない、独特の香りがする花なので組合員23号さんは「嫌な季節」と言ってました。
ちなみに私も苦手です。大事な花なんですけど…。