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9.82022
第31回 全国クリ研究協議会 茨城県大会
去る7月26・27日、つくば市の国際会議場などで、全国クリ研究協議会茨城県大会が開催されました。
全国の栗生産者が集い研究・研修・交流を行う大会で、コロナ禍により延期されていたものの無事に開催されました。
特に初日の研修会では農研機構の落葉果樹品種育成グループ長の記念講演の他、笠間市農政課栗ブランド戦略室長、園芸研究所果樹研究室員、栗加工も行っている株式会社ニチノウ専務取締役にならんで、当組合・副組合長も事例発表をさせていただき、全国の栗生産者の見識を深め、意見交換を行い有意義な大会となりました。
栗栽培面積がピーク時の半分以下となる中で、栗生産の全体的な流れとして青果ではなく加工原材料の意識が強まり、栗そのものの品質や大きさよりも収穫量や加工しやすさに重点を置かれる他産地栗生産者の方もいらっしゃいましたが、高品質な栗をお届けするという当組合の思いやそれを実現する栽培・貯蔵などの考え方を共有できたのではないかと思います。