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12.282019
中田英寿さん
お知らせにも載せましたが、今年(2019年)の出荷作業期間中にサッカー日本代表やセリエAでご活躍された中田英寿さんが視察にいらっしゃいました。
中田さんは引退後、伝統工芸・日本酒など様々な分野でプロジェクトに関わっていらっしゃいますが、その中のひとつである「に・ほ・ん・も・の」という日本文化再発見の旅を2009年から始められ、全国1500か所以上を巡ってきたそうです。
日本の文化・伝統・ものづくり、そして農業に直接触れて世界に誇れる文化や技術の再発見や新たな価値を見出すことにより、それらの継承・発展を目的とした活動、ということで今回お話をお受けさせていただき、時期的に出荷の時期でしたので選果の作業の見学、そして茹で栗などの試食をしていただきました。
栽培技術のこだわりや選果作業の詳細な内容にたくさんの質問をいただき、また、販売に関してはご自身の経験からGIをどう販売に結び付けるアピールをしていくかなど組合員とたくさんの意見交換をさせていただきました。短い時間ではありましたが中田さんの農業・販売に対する情熱や知識、経験におどろきつつ、とても有意義で楽しい時間でした。
茹で栗の試食ではイタリアにいたころに食べていた栗と比較しながら、「甘いしとても大きい」とたくさん召し上がられていました。
栗には大きく、イタリア(ヨーロッパ)栗・アメリカ栗・中国栗そして和栗があり、世界では100種類以上、和栗でもたくさんの種類の中から石鎚にこだわり生産していることに感心されながら、海外で和栗の認知がそれほどなく、またイタリアでの栗の需要に触れながら大いに飯沼栗が海外で勝負出来るのではないかとおっしゃられていたのが印象的です。
ちなみに今回、記事が出るまではオフレコで中田さんの来訪を事後報告したら関係各所の特に同世代の方からブーイングの嵐でした。
中田さんの現役当時、私の世代はまだ学生。テレビでフランス・日韓・ドイツのワールドカップ、セリエAローマでの優勝など中田さんの活躍をリアルタイムで見てきた世代ですので…。
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